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最高裁判所が「親族後見人が望ましい」との見解を示しました。

2019.3.21

たくすネットの司法書士の福村です。
19日の新聞報道で、最高裁判所が成年後見人に関して、「後見人は親族後見人が望ましい。」という見解を示したという報道がなされました。
たくすネットの成年後見ページでご案内しておりますが、直近の成年後見申立のうち7割以上で司法書士や弁護士、社会福祉士等の第三者が関与しています。
これまでは第三者を関与させる方向で進んできたのですが、それが成年後見制度を敬遠する一因となっていたので、親族後見人が選任されるようになれば、成年後見制度の利用が増加する可能性があります。もっとも、現場の感覚として、親族後見人になるから利用が進むわけではなく、成年後見制度の抜本的見直しを検討する時期に来ているように思います。
最高裁判所の見解がどう現場に影響するか注視していきます。
民事信託・家族信託は、成年後見制度を補充する財産の管理手法です。
ご相談時に成年後見制度の最新情報をお知らせします。
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