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遺産の預貯金の払い出し可能に その1

2019.6.16

こんにちは。

民事信託・家族信託のたくすネットの司法書士の福村です。

来月7月1日から預貯金の払戻し制度が変わるというお話です。

預貯金の名義人が亡くなった後、預貯金の払い出しはできるでしょうか?

葬儀代も必要だし、生活費も何かと入り用でということもありますよね?

これまでは、預貯金の名義人が亡くなったことを金融機関に通知した場合(金融機関が知った場合)、その口座は凍結され、遺言がある場合や遺産分割協議がまとまった後でないと払い出しすることができませんでした。

しかし、民法が改正され、7月1日から、遺産分割協議がまとまる前でも一定額を払い出すことが可能になります。

おぉ!
これは使いやすくなったね!と思われますか?

必ずしもそうではないかもしれません。

預貯金の払い出しには、金融機関へ戸籍の提出が必要です。(全国銀行協会HP参照

戸籍を提出するためには、死亡届の提出→役所が戸籍にその死亡の事実を反映→戸籍などの証明書の請求受領という一連の流れがあります。

この一連の流れが即日、あるいは2、3日で完了するとは限りません。

役所間の手続が完了しなければ、戸籍を取得できないので、金融機関に提出することもできません。

そうすると、利用者側のイメージと実際の運用にギャップが生じるケースがあると思います。


今日戸籍取れないの? 今すぐ引き出したいのに、、、。

そういったケースが考えられます。

このあたりは運用がスタートしてから徐々に情報が出てくると思います。


たくすネットで最新情報をお伝えしていきますので、今後も参考にしてみてください。

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